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【週刊アドベリニュース】11月13日号

Nov 13, 2020 12:00:00 AM / by 恩田基輝

━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・YouTube、フェイク選挙速報のライブ配信を遮断。なかには購読者140万人のチャンネルも

・「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」を実施

・Football ZONE web、国内屈指のスポーツ系メディアと共同で広告商品「Teads Sports Impact」をローンチ

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・YouTube、フェイク選挙速報のライブ配信を遮断。なかには購読者140万人のチャンネルも

引用元:https://news.livedoor.com/article/detail/19167851/

 何かと話題になったアメリカ大統領選挙ですが、この記事では、YouTubeで「”LIVE 2020 Presidential Election Results”のキーワードで検索して表示された上位20の配信のうち、8本がフェイク選挙速報であり、3本は再生中に表示される広告から収益を得ようとして」いたと紹介されています。アドベリフィケーションの観点では、「フェイクニュースコンテンツに広告の掲載は不適切」ということになります。なぜなら、誤った情報を掲載するメディアに広告費が流れてしまいますし、ユーザーからすると、偶然か意図的か、もしくは悪意があるかないかに関わらず、「フェイクニュースに広告を掲載する企業」と受け取られてしまう可能性があるためです。

 各メディアやSNSには、より厳しいフェイクニュースへの対応が求められていくと考えられます。インターネット広告および広告主のブランドセーフティという視点からも、業界としてのどのような対応をしていくか、検討の必要がありそうです。

 

「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」を実施

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007697.000007006.html

 株式会社角川アスキー総合研究所が行った調査の紹介です。スマートフォンからWebを利用する際のデータ転送量のうち、どのような広告データが比率を占めているのかを調査した結果になります。

調査結果の要点は下記の3点です。

 1.スマホでコンテンツを視聴する際の、データ転送量の約4割が広告
 2.画像データが主体だが、データ転送量全体では動画広告の比率が高い
 3.ブラウザーアプリによって広告表示量およびWeb表示速度は異なる
 ※詳細は上記の記事リンクよりご確認下さい。

 ただでさえ疎まれがちな広告が、データ転送量、いわゆる「ギガ」の4割を占めているとなると、さらに敬遠されそうです。調査内では、「広告ブロッカー」を利用したほうがデータ転送量が少なくなる例も詳細されています。このような視点からもユーザーの「広告体験/Ad Experience」を考えていく必要があるかもしれません。

 

・Football ZONE web、国内屈指のスポーツ系メディアと共同で広告商品「Teads Sports Impact」をローンチ

引用元:https://www.football-zone.net/archives/pr/292283

 Teads Sports Impactとは「国内屈指のスポーツ系メディア6媒体の記事コンテンツ中(アウトストリーム枠)へTeads社のinRead®広告を配信するサービスで、モバイルデバイスの画面上に他社広告案件が一切表示されない、スクリーンシェア100%環境での配信を可能とするもの」です。ここで取り上げたいのは、Football ZONE webを運営する株式会社Creative2代表取締役のコメントです。

 「Teads社のテクノロジーと5社のプレミアムなスポーツメディアによる今回のアライアンスは、昨今のブランドセーフティや不正広告といった課題に対して、パブリッシャー側から提案しうる解の1つになるものと確信しております。これを機に、プログラマティック広告市場のさらなる健全化、透明化、活性化を微力ながら推進できればと考えておりますので、まずはここでしか買うことのできない広告枠の価値に、ぜひご期待ください」

 まだまだアドベリフィケーションを視野に入れた広告商材が多いとは言えませんが、今後このようなサービスへのニーズは増加していくと思われます。

 

 

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恩田基輝

Written by 恩田基輝