━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.まるで映画版の「漫画村」?映画1本を10分にまとめた「YouTube動画」の法的問題
2.「Web 広告研究会」が「デジタルマーケティング研究機構」に名称を変更
3.ヤフー、2020年度上半期は約1億1千万件の広告素材を非承認に
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1.まるで映画版の「漫画村」?映画1本を10分にまとめた「YouTube動画」の法的問題
引用元:https://www.bengo4.com/c_23/n_12143/
11月27日の週刊アドベリニュースでも触れましたが、実際の映像素材を使いながらその映画のあらすじを10分ほどにまとめて解説するYouTubeチャンネル(前掲の記事では「ファスト映画」と呼んでいます)が弁護士ドットコムで取り上げられています。この記事内では現役の弁護士の方が、この映画要約動画コンテンツの問題点を簡潔に指摘しています。
・著作権侵害(著作権法27条)や公衆送信権(同23条)であること
・権利制限規定の1つである「引用」にはあたる可能性は低いこと
(つまり違法の可能性が高いこと)
法的に問題点だらけであることが明らかになりましたね。Momentumでは、このような違法である可能性が高いチャンネルに広告を表示しないよう、YouTube向けの配信推奨チャンネルリストを提供しています。こちらの記事にて紹介しています。資料のダウンロードも可能しておりますので、ぜひご覧ください。
2.「Web 広告研究会」が「デジタルマーケティング研究機構」に名称を変更
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c32a9024fab62eb171d7f5bde37659ccc52f25b
JAA(日本アドバタイザーズ協会)内の委員会のひとつであった「Web広告研究会」が、2021年1月1日より「デジタルマーケティング研究機構」と名称を変更することを発表しました。コロナ禍以降、加速するDXおよびデジタル化を背景に、Web広告だけではないデジタルなコミュニケーションについての在り方を研究・発信していくという目的を改めて明確にした、ということです。
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3.ヤフー、2020年度上半期は約1億1千万件の広告素材を非承認に
引用元:https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2020/12/15m/
大手広告配信プラットフォームであるYahoo!JAPANは、「広告を安心してご利用いただくことを目的に」、広告の審査実績を公開しています。このレポートは2020年上半期(4月1日~9月30日)の期間に、Yahoo!JAPANが定めた広告掲載基準に抵触し、非承認となった広告素材の件数と、その内訳を公表しています。特に、定期購入の商品でありながら、購入時は定期購入であることが分かりにくい広告素材の非承認件数が、2019年下半期と比較すると約4倍ほど増加しているとのことです。
Yahoo!JAPANはその他にも様々な広告ガイドラインを設け、「広告主や広告会社、広告配信パートナーの皆さまに安心してご活用いただけるプラットフォーム」を目指しているとのことです。Momentumも引き続き連携し、安心して利用できるよう協力してもまいります。
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