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2020年、インターネット広告費は5.6%増加

Apr 2, 2021 6:00:00 PM / by 中川 剛

━週刊アドベリニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

CCI/ D2C/電通/電通デジタルが共同でインターネット広告媒体費の詳細分析を実施

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・2020年、広告費全体では2019年を11.2%下回るも、インターネット広告費は5.6%成長を維持

 2020年の世界的なCOVID-19拡大の影響により、日本の総広告費は6兆1,594億円(前年比88.8%)となり、前年11.2%下回る結果となりました。このような状況下でも、「インターネット広告費」は成長を続け、総広告費全体の36.2%の市場となりました。

 今回の広告費の分析において、筆者が特に関心を持ったのが下記の2項目です。
1.ビデオ(動画)広告は3,862億円、インターネット広告媒体費全体の2割を超えた
2.運用型広告が前年比109.7%と成長、予約型広告、成果報酬型広告は減少

 これら2つの項目はそれぞれ、アドベリフィケーションの必要性が求められる分野であるので、2021年も引き続きアドベリフィケーションについての認識が求められるようになるのではないかと考えております。

 

・動画広告で考えるべきアドベリフィケーション

 本件については弊社とTMIプライバシーアンドセキュリティー様と共同で開催したウェビナーでも扱ったのですが、主に著作権違反コンテンツ対して広告が出ていないか、注視すべきポイントと考えられます。動画広告はYouTubeがプラットフォームとして極めて強く、YouTubeはサービスの特性上、著作権違反コンテンツや閲覧している人をネガティブな気分にさせるようなUGCが存在します。


  MomentumとTMIプライバシーアンドセキュリティーで共同開催した
ウェビナーのアーカイブ動画と資料は下記からそれぞれ閲覧していただけます。
2020年12月9日開催ウェビナーアーカイブ動画
2020年12月9日開催ウェビナー資料ダウンロード

 

 動画広告については2019年と比較すると2020年は20%以上も市場を伸ばしました。注目されているメディアであるのは間違いないので、是非上記のウェビナーアーカイブ情報からリスクヘッジを行うためのアイデアを見つけていただけますと幸いです。

 

・運用型広告とアドベリフィケーション

 運用型広告と、予約型(例:純広告)で比較すると、運用型広告がさらにシェアを増している状況です。これもCOVID-19関連で広告費の予算管理をしやすいという面が影響していると考えられます。そのような中で、運用型広告もネガティブな面に対して広告が配信されて、ブランド毀損が起きてしまうことが発生しております。
 予約型であればいつ、どこに自社の広告が配信されるかがはっきりするものの、リーチ数などを考えると運用型広告を使用することが現実的です。一方、運用型広告では現在主流のRTB取引では自社の広告がどこに配信されているかをリアルタイムに把握するのは困難であると言えます。この部分について課題を持ち、JAAは「アドバタイザー宣言」を行っておりました。そしてさらに進み、デジタル広告の品質認証機構JICDAQもWebサイトをオープンさせました。JICDAQについての解説記事は下記を是非お読みください。

 

「一般社団法人 デジタル広告品質認証機構「JICDAQ」が設立されました!」を読む

weekly ad verification news ja

 

 JICDAQが設立された背景として、広告品質の認証機構が日本になかったことがあります。広告主企業を中心としてこのような動きが起きていることから、日本の運用型インターネット広告にも、ますます透明性や安全性が求められていくと考えられます。

Momentumではアドベリフィケーションの勉強会や
初期リスク分析調査を承っております。下記フォームよりお問合せください。

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Tags: 週刊アドベリニュース, 時事コラム

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