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コンプライアンス視点からみたインターネット広告におけるブランドリスクについて、弁護士とアドベリベンダーが徹底解説!【イベントレポート】

中川 剛
2020-12-18
目次

 

広告リスクを回避できる
広告の新しいインフラ
アドベリフィケーション
 
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アドベリフィケーションについて知る

 2020年12月9日(水)、TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社様と共に、WEBセミナー「ブランドリスク、コンプライアンスリスクのあるコンテンツの問題点とリスク、対策方法」セミナーを開催いたしました。広告主のブランドを毀損するリスクやその影響、コンプライアンスの観点から望ましくないコンテンツについて解説。弁護士による法的な観点からご説明いただきました。本記事は、その要点だけをまとめた記事になります。セミナー内容を全てご覧になりたい方は、下記よりご覧ください。

2020年12月9日開催ウェビナーアーカイブ動画

2020年12月9日開催ウェビナー資料ダウンロード

ブランドリスクのあるコンテンツとは?

 モメンタムが定義するブランドセーフティとは、「広告主のブランドを毀損する危険性のあるメディア・広告枠への広告表示を防ぐこと」です。広告主のブランドを毀損するサイトの代表的なカテゴリとしては、エロ・グロなコンテンツを含む成人向けサイト、差別、犯罪、暴力を助長するようなネガティブコンテンツを掲載しているサイト、漫画、映画、音楽のような著作物を無料で閲覧・ダウンロードできるような海賊版サイト、5ch(旧2ch)に代表される匿名掲示板系のまとめサイトです。

 ブランドリスクのあるコンテンツなど具体例につきまして、詳しく解説した記事を用意しております。詳細を知りたい方は、以下の記事をぜひご覧ください。

ブランド毀損を防ぐ「ブランドセーフティ」って何?基礎から対策まで詳しく解説!

コンプライアンスの観点から望ましくないコンテンツとは?

 コンテンツが違法となってしまうケースについて、弁護士の観点から解説します。著作権侵害は周知のことと思いますが、実はその他にも違法となってしまうケースもあります。まずは、典型例である著作権侵害について解説します。著作権侵害の判断基準としては、以下の点が挙げられます。

・著作物性の有無、著作者・著作権者の確認
・第三者の著作権物の「複製」等の有無
・権利制限規定の適用の可否(例:適法な引用)
・許諾の有無

 

 最近、問題となっている映画や書籍の内容(あらすじ等)を紹介するコンテンツについては、2番目の第三者の著作権物の「複製」等の有無が問題となります。こちらの適法性についても、WEBセミナー中では触れていただきました。

 次に、著作権侵害以外の権利侵害・法令違反についてご説明します。以下のようなケースが挙げられます。

・名誉毀損、プライバシー権侵害
・不当景品類及び不当表示法(景表法)
・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)
・金融商品取引法(違法・不当な投資勧誘)

 このようなコンテンツへの広告配信だけでなく、コンテンツの配信者についても注意が必要です。違法なコンテンツを過去に配信していたことを知らずに、コンテンツ配信者へ広告配信を依頼した場合、後に広告主側が影響を受けてしまうリスクが存在します。よって、コンテンツだけではなく人に着目することで、リスク管理にもつながります。

 後半は、ブランドリスクのあるコンテンツ、コンプライアンスの観点から望ましくないコンテンツによって発生する損害や対策について、パネルディスカッションをいたしました。

 またTMIプライバシー&セキュリティコンサルティング様とMomentumの協業についても発表。これまでMomentumが培ったアドベリフィケーション領域のノウハウに、弁護士事務所の知見を融合し、より専門性を高めた、アドベリフィケーションソリューションを提供してまいります。

 

 本WEBセミナーにご興味をお持ちの方は、ページ下部のお問い合わせからご連絡ください。
必要事項を記入いただくと、セミナー資料とアーカイブ動画をご閲覧いただけます。

2020年12月9日開催ウェビナーアーカイブ動画

2020年12月9日開催ウェビナー資料ダウンロード

イベント概要 

 

・開催日 :2020年12月9日(水)17:00−18:00  
・イベント名:ブランドリスク、コンプライアンスリスクのあるコンテンツの問題点とリスク、対策方法
・TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社、TMI総合法律事務所、Momentum社及びスピーカーについて   

TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社:
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティングは、データ活用とセキュリティの最新のテクノロジーと 知見を結集し、TMI総合法律事務所が提供するリーガルサービスと共に、法的・技術的知見を融合。データ活用とセキュリティの多様なニーズに機動的に応える先進的なサービスを提供します。

スピーカー:
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社
弁護士 大井 哲也 様
クラウドコンピューティング、インターネット・インフラ/コンテンツ、SNS、アプリ・システム開発、情報セキュリティーの各産業分野における実務に精通し、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証機関公平性委員会委員長、社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)法律アドバイザー、経済産業省の情報セキュリティに関するタスクフォース委員を歴任する。

TMI総合法律事務所:
総合的なプロフェッショナルサービスへの需要に応えることを目的に1990年に創立。国際化への対応、専門性の確立、専門領域の総合化をコンセプトに、TMIベンチャーズ株式会社、TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社を設立するなど、事業領域を拡げる。国内の6大都市、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど海外にも支店を置く。

スピーカー:
TMI総合法律事務所
弁護士 井上貴宏 様
2013年弁護士登録。著作権、商標、不正競争防止法等の知的財産権やメディア、エンタテインメント分野の案件を中心に取り扱い、知的財産関係その他の訴訟等の紛争処理の実務にも精通している。

Momentum株式会社:
Momentum株式会社は国内No.1のアドベリベンダー。ブランドセーフティ・アドフラウド対策・ブラックリストダッシュボードに関するサービスを提供。無価値な広告をゼロにする、をMissionにインターネット広告の透明性、健全性を追求する。 

 

スピーカー: Momentum株式会社
中川 剛 
広告代理店、DSPベンダー、事業会社でのデジタルマーケティング担当などを歴任し、デジタル広告業界に10年間従事。2020年Momentum株式会社にジョイン。デジタル広告運用担当やメディアでの広告収益化など、包括的にデジタル広告に従事してきたことから多面的にデジタル広告に接することができるのが武器。

 

・本セミナーのアジェンダ

ブランドリスクのあるコンテンツとは?
コプライアンスの観点から望ましくないコンテンツとは?
対談コンテンツ:ブランドリスクのあるコンテンツ、コンプライアンスの観点から望ましくないコンテンツによって発生する損害や対策不正広告対策
質疑応答TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社様とMomentum株式会社の事業提携について

 



当日のアーカイブ動画並びに資料をご覧になりたい方は、
下記に必要項目をご入力の上ご覧ください。

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2020年12月9日開催ウェビナー資料ダウンロード

今後もMomentumは、アドベリフィケーションに関する有益な情報を発信してまいります。
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