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【インタビュー:ADKマーケティング・ソリューションズ】コネクテッドTV時代のアドベリフィケーションの重要性とは?

恩田基輝
2022-11-14
目次

本インタビューについて 

 JICDAQが設立され、認証企業が徐々に増えると共に、インターネット広告のリスク対策の必要性も認知されつつあります。ただ、「リスク対策」と言ってもさまざまな手法があり、中には、アドプラットフォームのトピックやキーワード除外、長年更新していない配信除外推奨リストを使い続けているという場合もあります。
 本インタビューでは、リスク対策の方法としてアドベリフィケーションツールを選択したエージェンシーの方々に、なぜ、どのような過程でMomentumサービスの利用を決定したのか、伺っていきます。アドベリフィケーションツールのご利用をご検討している方は参考にしていただけると幸いです。

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

 ADKグループの中核企業として、多くのお客様のマーケティング課題の解決にあたるソリューション会社。2019年に新設されたアドテク本部では、デジタルプラットフォームやテクノロジーベンダーと向き合っている。また、同本部のメンバーが集まり、社内のアドベリフィケーション対策を推進するアドベリプロジェクトが進行中。

DSC02276-1-min(左からMomentum株式会社 水野、株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ 藤森さま、佐藤さま)

ここ2年のデジタルマーケティング環境の変化について

コネクテッドTVの伸びが顕著

 コロナ禍の影響を受けたこの2年間で、世の中の出来事や経済活動と連動する形の影響が特にありました。中でも「巣ごもり需要」によるコネクテッドTV(以降、CTV)の利用者の増加と、それに伴う広告出稿の増加は大きな変化の一つです。今まではYouTube広告の接触端末はスマートフォンが多かったのですが、このコロナ禍においてCTVでの接触が過半数近くまで増加してきている状況です。また、ユーザーにとってCTV上での動画配信サービスの選択肢は増え続けており、今までとは異なる接点に対しての広告出稿が行われるようになってきました。

安全性とコストのバランスが大事

 また、センシティブな記事を目にする機会が増えてきているなと感じています。当社としても、これまで以上に適切に広告掲載面をケアしていき、安全に広告を掲載することがより求められていると実感しております。自社が出した広告と同載される他社の広告にはどのようなものがあるのか、といったお声をいただくことも増えてきました。
 CTVは、ユーザー投稿型の動画メディアとプロコンテンツのメディアでは安全性が大きく異なります。ただ、もちろんプロコンテンツのメディアは広告配信金額が高くなる場合もありますので、安全性とコストのバランスが大事になってきているなと感じます。

DSC02221-1-min

JICDAQ設立は広告業界全体が良い方向に行っている証

 JICDAQの設立については、とてもポジティブに受け止められていると感じています。特に、デジタル広告における品質管理の環境が整備されていると思っていただけることが多く、広告業界全体が良い方向に向かっている証拠だと思います。昨年より弊社も認証を取得しておりますが、モメンタムさんのサービスを導入していたお陰で取得がスムーズに進みました。認証の取得には標準化が必要となりますが、一定水準のサービスを提供できる点は大変助かっております。

JICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)についてはこちら!
話題になっている団体「JICDAQ」って何?結局どうすればいいの?詳しく解説!

HYTRA DASHBOARD Channel Safe List導入のきっかけ

全ての広告主様に対して安全性という価値を提供したい

 Web Unsafe Listを導入させていただいた時と同様ですが、弊社として全ての広告主様に対して、安全性という価値を提供したいという意図があったからです。その中でも特にコスト面と導入の手軽さが決め手になりました。他社様のサービスに比べ、一定の品質を一律で提供できる点、及び事前にコストが読める点から、導入させていただく運びとなりました。

ADKマーケテティング・ソリューションズ様の前回のインタビューはこちら
HYTRA DASHBOARDの効果を可視化-アドベリ対策に取り組み続けるADKの挑戦とは


 デジタル広告にはCTRやimpなど分かりやすい指標が活用されてきましたが、今後より一層、ブランド価値の向上に重きを置いた指標が重要視されてくると思います。

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HYTRA DASHBOARD Channel Safe List導入後の効果について

手軽に導入・更新しやすい

 お陰様で工数は大幅に削減できています。これまでは案件の担当者が個別に対応していたのですが、モメンタムさんのサービスを利用するようになってから、大きく業務効率が向上しました。個人個人で対応しているとクオリティにバラつきが発生してしまいますが、HYTRA DASHBOARDで一定水準のサービスが提供できています。初期導入についても、アカウントを管理するチームと連携し、対象となるアカウントに導入するフローを整えていますので、スムーズに導入・更新ができております。
 広告のパフォーマンスにおいても、第三者ツールを利用し検証した際、通常の広告配信に比べ掲載面の安全性が高いという結果が出ました。

今後について

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よりスピーディーな対応に期待

 日々様々な報道がある中、センシティブなコンテンツも日々変化があります。昨日まではブランドセーフなチャンネルであっても、炎上等によりアンセーフなチャンネルとなる場合もあります。そのような事態を即時に察知して、より早く対応していただくことを期待しています。

CTVではよりアドエクスペリエンスも重要になる

 CTVでのYouTube視聴が増えるなどユーザーの行動形態も変わりつつあります。Googleからは共視聴という指標の提供も開始しており、家族や友人等と一緒に視聴しているケースは増えていると思います。デジタル広告はよりパーソナルなリーチが強みの一つでしたが、これからは共視聴下での接触を意識したコミュニケーション設計が重要になると考えています。
 そのような点からも、特にCTV環境下ではアドエクスペリエンスが重要となると思いますので、是非モメンタムさんと一緒によいサービスを作っていけたらと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。

ADKマーケティング・ソリューションズ様が導入しているHYTRA DASHBOARDについての
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