リスティング広告は、検索エンジンの検索結果に表示される広告であり、ユーザの検索意図に合った広告を配信できるのが特徴です。Bingリスティング広告は、Microsoftの検索エンジン「Bing」に掲載され、Google広告やFacebook広告とは異なる顧客層にアプローチできるメリットがあります。
本記事では、Bingリスティング広告の基本的な仕組みや特徴を解説し、実際の出稿方法についても紹介します。また、記事内ではBingリスティング広告のアドフラウド対策に有用なツールを提供している「Momentum」についても紹介します。
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方法とは?



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Bingリスティング広告とは?
Bingは、Microsoft社が提供する検索エンジンです。MicrosoftはWindows OSをはじめ、SurfaceシリーズなどのPC製品でも高いシェアを持ち、これらのデバイスにはBingが標準の検索エンジンとして設定されています。
日本国内では、GoogleやYahoo!と比べると検索エンジンとしてのシェアは低いものの、Bingを活用するユーザーは依然として一定数おり、特定の層に対して有効な広告配信が可能です。特に、企業の業務用PCやWindowsユーザーにリーチしやすい点が特徴です。
次項にてBingの検索エンジンの特徴・利用率について解説します。
- Bing検索エンジンの特徴とは
- PCでの利用比率が高い
Bing検索エンジンの特徴とは
Bingは、Microsoftが提供する検索エンジンであり、独自のアルゴリズムによる検索精度の向上や、ユーザーの利便性を高めるために以下のような多彩な機能を備えています。
機能名 |
概要 |
Best Match |
検索キーワードに対して、最も適したと考えられる結果を抽出し、上位に表示する機能 |
Instant Answer |
検索結果ページ内に、キーワードに関連する人気の高い情報を直接表示し、即座に回答を得られるようにする |
Quick Tag |
検索結果をカテゴリーごとに分類し、目次のように整理して関連情報を探しやすくする |
Quick Preview |
検索結果のページ上で、サイトへアクセスする前にその内容をプレビューできる機能 |
Deep Links |
検索結果のサイトURLとともに、そのサイト内の個別ページのリンクも表示し、ユーザーが直接目的のページへ移動しやすくする |
Bingは、上記の機能を活用してユーザにとって直感的で使いやすい検索体験を提供しています。特に「Best Match」や「Instant Answer」は、情報を素早く取得したいユーザにとって有用な機能であり、広告配信時にも効果的なターゲティングを行いやすくなる要素の一つです。
Bingリスティング広告を運用する際は、Bing検索エンジンの特徴を理解し、適切なキーワードや広告の配置を行う施策が大切です。
Bing検索エンジンの利用率
BingはMicrosoftが提供する検索エンジンですが、世界的なシェアを見ると、Googleが圧倒的に多くのユーザーを獲得している状況です。
検索エンジンの世界での利用率は以下の通りです。
検索エンジン |
シェア率 |
|
約93% |
Bing |
約3% |
Yahoo! |
約2% |
世界的にはGoogleの利用率が非常に高く、全体の9割以上を占めています。 しかし、BingはYahoo!を上回るシェアを持ち、一定の利用者層を確保しているのが特徴です。特に、Microsoft Edgeの標準検索エンジンとして設定されている点や、企業向けPC環境での採用が影響していると考えられます。
また、日本国内の検索エンジンの利用率は以下の通りです。
検索エンジン |
シェア率 |
|
約75% |
Bing |
約5% |
Yahoo! |
約20% |
日本国内ではGoogleのシェアが依然として高いものの、Yahoo!が一定のユーザーを確保しており、Bingのシェアは約5%に留まっています。ただ、この5%の市場にはMicrosoft製品の利用者が多く含まれているため、特定のターゲット層に向けた広告配信には有力な選択肢となります。
Bing広告とは?Google広告との違いから出稿方法まで徹底解説
Bingリスティング広告のメリット3選
Bingリスティング広告を利用するメリットはおもに以下の3つです。
結果が出やすい傾向がある PCでの利用比率が高い 検索エンジンのシェア率は比較的高い ここでは、上記のメリットについて解説します。
- 結果が出やすい傾向がある
- PCでの利用比率が高い
- 検索エンジンのシェア率は比較的高い
1.結果が出やすい傾向がある
Bingリスティング広告は、GoogleやYahoo!のリスティング広告と比べると利用者が少なく、競争が激しくない点がメリットです。日本国内では2022年5月31日から正式に提供が開始され、比較的新しい広告プラットフォームのため、広告主の数もまだ少ない状況であり、CPC(クリック単価)が低く抑えられやすく、CPA(獲得単価)も良化する傾向があります。
新たな広告チャネルを増やせば、競争が少ない市場で効率的に成果を上げられる可能性があるため、特定のターゲット層へのリーチを強化したい企業にとっては、Bingリスティング広告は有力な選択肢となるでしょう。
2.PCでの利用比率が高い
Bingは、PCでの検索エンジンシェアが比較的高いのが特徴です。2022年4月時点の日本国内のPC検索エンジンシェアを見ると、Googleが1位であるものの、BingがYahoo!を上回り2位となっています。
検索エンジン |
日本国内でのシェア率(2022年4月時点) |
|
72.39% |
Bing |
15.07% |
Yahoo! |
11.79% |
DuckDuckGo |
0.36% |
Baidu |
0.20% |
上記の結果となったのは、Windowsの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeのデフォルト検索エンジンがBingである点がおもな理由です。PCを利用する機会が多いBtoB向けの商材やサービスでは、Yahoo!よりもBing広告を活用するほうが適切なターゲットにリーチできる可能性があります。
また、PCを日常的に使用するビジネスマン層は、業務だけでなくプライベートの検索にも同じPCを使用する傾向があるため、ビジネス関連の商材だけでなく、PCユーザをターゲットにした商品・サービスの広告配信にも適しています。
3.検索エンジンのシェア率は比較的高い
BingはGoogleに比べるとシェアが低いものの、一定の利用者層を確保しています。 2022年4月時点における日本国内の全デバイスにおける検索エンジンシェア率は以下の通りです。
検索エンジン |
日本国内でのシェア率(2022年4月時点) |
|
75.98% |
Bing |
16.24% |
Yahoo! |
7.13% |
DuckDuckGo |
0.31% |
Baidu |
0.16% |
上記のデータから、Googleの圧倒的なシェアが際立つものの、Bingも7%以上の利用率を確保しており、十分なユーザ基盤を持っているといえます。
Bingのシェア率を考慮すると、GoogleやYahoo!でリスティング広告を出している場合、Bingにも広告を出稿すれば、日本国内の主要な検索エンジンをほぼ網羅できます。特に競争が比較的少ないBing広告では、CPCが抑えられやすいため、費用対効果の高い広告運用が可能です。
ほかの広告配信と併用すると、より多くの検索ユーザーにリーチできるため、広告戦略の幅を広げたい場合にはBingリスティング広告の活用も検討すべきでしょう。
Bingリスティング広告のデメリット2選
Bingリスティング広告のデメリットはおもに以下の2つです。
- インプレッション数が少ない傾向にある
- 広告運用に必要なツールが不十分である
インプレッション数が少ない傾向にある 広告運用に必要なツールが不十分である ここでは、下記のデメリットについて解説します。
1. インプレッション数が少ない傾向にある
Bingリスティング広告は、GoogleやYahoo!の広告と比較すると、インプレッション数(広告の表示回数)が少ない傾向があります。
Bingの検索エンジンシェアがGoogleに比べて低いため、必然的に検索ボリュームも小さくなるのがおもな要因です。特に、ターゲットとなるキーワードを過度に絞り込んでしまうと、表示機会がさらに限定され、広告がほとんど配信されない可能性があります。
Bingリスティング広告が効果的に表示されるようにするためには、以下の対策を講じる必要があります。
ロングテールキーワードを積極的に活用する GoogleやYahoo!では配信していないキーワードも検討する 除外キーワードの設定を慎重に行う Bing広告はGoogle広告に比べて流入量は少ないものの、適切なキーワード設定を行えば、競争の少ない市場で低コストでの広告配信が可能です。インプレッション数の少なさをカバーするために、幅広いキーワード設定を意識した広告運用を検討するとよいでしょう。
2. 広告運用に必要なツールが不十分である
Bingリスティング広告は、広告の運用に必要なツールが十分に整備されていない点がデメリットとして挙げられます。例えば、Google広告の場合、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーなどの高度な分析ツールが充実しており、広告の効果測定や最適化がスムーズに行えます。
しかし、Bing広告には同様の充実したツールが少なく、広告パフォーマンスの分析やデータ連携の面で不便さを感じる場面があるのが実情です。
ただ、ターゲティングの柔軟性や競争の少なさなどのメリットを活かせば、Bingリスティング広告でも十分に成果を出せる見込みはあります。Bingリスティング広告で成果を出すためには、Microsoft Clarityや外部ツールを併用しながら、手動での分析や調整を行い、最適な広告戦略を構築していく施策が求められます。
リスティング広告のリスクとは?リスティング広告のアドフラウドって誰がなんでやっているの?Momentum株式会社
Bingでリスティング広告を出稿する方法
Bingでリスティング広告を出稿するためには、おもに以下の手順通り進める必要があります。
Microsoftアカウントを作成 広告アカウントを作成 広告配信設定 コンバージョンの計測設定 ここでは、下記の手順について解説します。
- Microsoftアカウントを作成
- 広告アカウントを作成
- 広告配信設定
- コンバージョンの計測設定
Microsoftアカウントを作成
Bingのリスティング広告は、「Microsoft広告」というプラットフォームを通じて配信されます。
広告を出稿するためには、まず以下の手順でMicrosoftアカウントを作成する必要があります。
- Microsoftアカウントの登録ページにアクセス
- アカウント情報を入力
- 本人確認を完了
- 基本情報を入力してアカウント作成完了
広告運用を始めるための第一歩として、アカウントの作成を済ませておきましょう。
広告アカウントを作成
Microsoftアカウントの準備ができたら、次にMicrosoft広告の広告アカウントを作成します。
広告アカウントは、Bingリスティング広告を配信するために必要な管理用アカウントで、以下の手順で作成できます。
- Microsoft広告の管理画面にアクセスし、「Microsoft広告をはじめる」をクリック
- 広告アカウントの基本情報を入力
- 支払い情報を登録
- アカウント作成の完了
広告アカウントを作成すると、次のステップとしてキャンペーンの設定や広告の作成に進みます。
広告配信設定
広告アカウントの作成が完了したら、次に広告の配信設定を行います。
配信設定の手順は以下の通りです。
- キャンペーン作成画面に移動
- キャンペーンの目標を選択
- キャンペーンの種類を選択
- キャンペーンの設定を続行
- キャンペーン作成ウィザードに沿って設定
自社のプロダクトに合った配信設定・キャンペーンの作成を行えば、効率的に潜在顧客層にリーチできるようになるため、ここでは丁寧な設定を心がけましょう。
コンバージョンの計測設定
Bingリスティング広告の効果を最大化するためには、コンバージョン計測の設定が不可欠です。
コンバージョン計測の設定方法は以下の通りです。
- Microsoft広告の管理画面で「コンバージョン目標」を選択し、追跡するコンバージョンの種類を決定する
- UETタグの作成と設置を行う
- 必要に応じてイベントタグも設定・設置する
- 設定の確認とテストを行う
上記の手順を踏むと、Bingリスティング広告の効果測定が可能となり、広告戦略の最適化に役立てられます。
Google広告やFacebook広告設定をインポートする方法
Bingリスティング広告では、Google広告やFacebook広告で設定している内容をそのまま適用できる機能が利用できます。
ここでは、Google広告およびFacebook広告の設定を適用する方法を解説します。
- Google広告の設定をBing広告に適用する
- Facebook広告の設定をBing広告に適用する
Google広告の設定をBing広告に適用する
すでにGoogle広告を運用している場合、BingのMicrosoft広告にその設定をインポートすればスムーズに広告配信を開始できます。手動で設定を再構築する手間を省けるため、特にGoogle広告と並行して運用する場合に有効な方法です。
Google広告の設定をインポートする手順は以下の通りです。
- Microsoft広告にログイン
- 「Google広告からインポート」をクリック
- Google広告アカウントと連携
- インポートする設定を選択
- 必要に応じてインポートするスケジュール(毎日・毎月など)を設定する
- インポートを実行
インポート後は、Bingの検索ユーザーに最適化した微調整を行い効果的な配信が実施できるように整える必要があります。
Facebook広告の設定をBing広告に適用する
BingのMicrosoft広告では、Google広告と同様にFacebook広告の設定もインポートできます。Facebook広告をすでに運用している場合、インポート機能を活用すれば広告作成の手間を省きながらスムーズにBing広告を開始できます。
- Microsoft広告にログイン
- 「Google広告からインポート」をクリック
- Facebookアカウントと連携
- インポートする設定を選択
- 必要に応じてインポートするスケジュール(毎日・毎月など)を設定する
- インポートを実行
インポートを実行 Facebook広告のインポート機能を活用すれば、既存の広告資産を再利用してBing広告を手軽に開始できます。
ただし、インポート後はGoogle広告と同様に配信先やターゲティングの調整を行い、Bingのユーザ層への最適化が大切です。
Bing広告を配信する際の注意点
Bingリスティング広告を配信する際の注意点は以下の通りです。
ここでは、下記の注意点について解説します。
- インポート機能によって、意図しない設定が反映される可能性がある
- 検索広告がオーディエンスネットワーク内に表示される
- アドフラウド対策を行う
インポート機能によって、意図しない設定が反映される可能性がある
Microsoft広告は、Google広告やFacebook広告の設定をそのままインポートする便利な機能を提供していますが、インポート機能を正しく理解していないと、誤った設定で広告が配信されるリスクがあるため、十分な確認が必要です。
インポート機能により意図しない設定が反映される例は以下の通りです。
設定項目 |
概要 |
配信ステータス |
・Google広告で「配信中」になっているキャンペーンは、Microsoft広告でもそのまま配信がオンになる ・意図しないタイミングで広告が配信されてしまうおそれがある |
配信スケジュール |
・Google広告では、配信スケジュールが自動調整される場合があるが、Microsoft広告では「自動」でスケジュールが設定される ・時間帯や曜日を指定して配信したい場合でも、設定を確認しないと意図しない時間に広告が表示されてしまう可能性がある |
ターゲティング設定 |
Google広告やFacebook広告のオーディエンス設定がBing広告のターゲティング基準と一致しない場合がある |
インポート機能は、広告運用の効率化に役立つ便利な機能ですが、設定のズレを見逃すと意図しない広告配信につながるため、インポート後のチェックを徹底しましょう。特に、上記で解説した配信ステータス・スケジュール・ターゲティングの3つのポイントを確認し、Bing広告の仕様に適した設定への調整が大切です。
検索広告がオーディエンスネットワーク内に表示される
Bing広告の検索広告は、Google広告とは異なり、オーディエンスネットワーク内にも自動的に表示される仕様になっています。オーディエンスネットワーク内への自動表示はGoogle広告にはない特徴であり、広告配信の際には注意が必要です。
自動表示が行われるサイトは以下の3つです。
- msn.com
- outlook.live.com
- outlook.com
Bingリスティング広告では、オーディエンスネットワークへの広告配信を完全にオフにできませんが、キャンペーン設定で特定の配信先を除外する方法で非表示にできます。
オーディエンスネットワークに表示せず、Bingの検索結果だけに絞って広告配信を行いたい場合は、キャンペーン設定による対応を行うようにしましょう。
Microsoft(マイクロソフト)のオーディエンス広告とは?3つの特徴やターゲティングについて解説
アドフラウド対策を行う
Bingリスティング広告を運用する際は、アドフラウド(広告詐欺)への対策も別途必要です。
アドフラウドとは、不正な手段で広告のクリックやインストールを発生させる詐欺的行為で、広告主の予算を無駄に消費させたり、広告効果の分析を妨げたりする問題を引き起こします。
2022年の日本国内におけるアドフラウド被害額は、1,335億円以上と推測されており、前年(1,072億円)と比較すると20%以上の増加が見られました。 また、インターネット広告のクリックの約5%がアドフラウドによるものとされています。 このような不正クリックが発生すると、広告のパフォーマンスが正しく測定できなくなるだけでなく、広告費の無駄な消費やROI(投資対効果)の低下につながるため、対策が必要です。
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Bingリスティング広告は、Google広告と比べて競争が少なく、低いCPCで広告を配信できるメリットがあります。特にPCユーザーの利用率が高いため、BtoB商材やビジネス向けサービスとの相性が良い広告媒体です。
しかし、効果的に運用するためには、アドフラウド(広告詐欺)リスクへの対策を行う必要があります。
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