━週刊アドベリニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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・JICDAQとは?
この記事を書いている4月1日、一般社団法人 デジタル広告品質認証機構「JICDAQ」のWebサイトが公開されました。JICDAQは、「Japan Joint Industry Committee for Digital Advertising Quality & Qualify」の頭文字を取ったものです。JICDAQを簡単に説明してしまうと、「Invalid Traffic(=IVT)の排除とブランドセーフティの担保を行う業務プロセスを持っている、代理店やアドプラットフォーマーなどを認証し、広告主(アドバタイザー)に向けて公開する業界団体」です。
この団体の背景については、JAA「デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言」が大きくかかわっております。以前解説記事を書きましたので、ぜひご覧ください。
JAA『デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言』解説記事を読む
JICDAQの公式サイトが非常に分かりやすいのでぜひご参照頂ければと思いますが、この記事ではポイントなる部分のみ触れたいと思います。
・JICDAQの目的って?
本法人(以下 JICDAQ)は、デジタル広告関連事業者の「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」に関わる業務プロセスの認証基準を制定し、それに沿った業務を適切に行っている事業者を認証し社名を公開します。また、理念に賛同するアドバタイザーの社名も公開することで、アドバタイザーと広告業関係者が協働して広告品質の向上を目指してまいります。「JICDAQ宣言」より抜粋
インターネット広告の健全化を目的として、適切な業務プロセスをもっているパートナー企業を認定・公開し、オポチュニティーを得られるようにする団体です。理念に賛同するアドバタイザー企業はすでに公開されています。こちらからご覧ください。
出典元:JICDAQ 登録アドバタイザー・登録認証事業者一覧
すでにいわゆるナショナルブランドは軒を連ねていますね。今後も増えていくと思われます。逆に、これらのアドバタイザーと仕事をするためには、JICADQの認証を受けていなければならなくなるかもしれません。
・認証を受けるためには?
こちらも分かりやすく流れが図式化されております。こちらのページをご覧ください。
基本的には3段階に分かれております。
出典元:登録申請からリスト掲載までの流れ
1.JICDAQに登録する
検証を受ける前に、「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」と、「ブランドセーフティの確保」のいずれか一方か、または双方で認証を受けるかを決め、JICDAQ登録を行います。(事業者によっては登録料が発生します)。登録が完了すると、検証審査を受けることができます。
2.検証方法を決める
検証方法は3パターンあります。
①JICDAQより業務委託された第三者機関である一般社団法人日本ABC協会の検証
②自己検証(海外での同様の認証あり)
③自己検証(海外での同様の認証無し)
つまり、第三者からの検証を受けるか、自分でやるか、です。自分で行う場合、JICDAQが定めるチェックリスト(自己検証報告書)をJICDAQへ提出します。
3.認証されて公開リストに掲載される
検証方法によって分かれておりますが、認証されると公開リストに掲載され、ロゴがもらえます。4月1日現在、当たり前ですが、まだ認証された企業はおりませんので、リスト未公開です。
・登録用紙は公開されてます!
検証に関わる細かい規約などの公開はまだのようですが、JICDAQへの登録申込書はこちらのページですでに公開されております。料金表などもありますね。おそらく混みあうことが予想されますので、ご登録はお早めにどうぞ!
出典元:各種申請書
・JICDAQに関する問い合わせはこちらから
弊社はJICDAQの理念に賛同する企業ですが、問い合わせ対応はしかねますので、ぜひ下記ページより直接お問い合わせください。
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