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【アドベリフィケーションサービス解説】HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List

2020/03/17 19:10:00 / by 恩田基輝

Momentumが提供しているアドベリフィケーションサービスをシリーズ化して、解説いたします。今回はエージェンシー様に提供している「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」についてです。

 

Momentum株式会社とは

Momentumは2014年に代表取締役の高頭が立ち上げた、国内初のアドベリフィケーション事業会社です。マッキャングループに同名の会社があるためか、よく外資系企業だと思われますが、日系企業です。2020年現在はSupershipグループに所属しています。
「HYTRA」というブランドのもと、主に3つのアドベリフィケーションサービスを展開しています。

以前は、「BlackSwan」「BlackHeron」という名前で提供しておりましたが、Momentumのビジョン『無価値な広告をゼロにする』を実現するという想いを込め、提供する全てのソリューションを「HYTRA」へリブランディングを行いましたので、以後お見知りおきください。

画像1

図の通り、「HYTRA」は提供形態によって3つに分かれております。
本稿では、「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」について説明いたします。

HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listとは

・サービス概要
HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listは、デジタル広告に関わるエージェンシー様向けに提供しているブラックリスト提供サービスです。広告配信に適さないプレースメントをリスト化し提供しています。

・機能
HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listには、合計37,000件以上のブラックリストが登録されております(2020年3月現在)。詳しくは後述いたしますが、月次で約3000万サイト、22億URL程を解析し、その中でMomentumのフィルターにかかったサイトをリスト化しています。

図2

インターフェースがこちらです。

ブラックリストは、以下の7カテゴリに分かれています。
・悪質CGM(匿名掲示板系、2chまとめサイトなど)
・R指定(R18コンテンツ、グラビア、グロ系サイトなど)
・著作権侵害(違法ダウンロードサイトなど)
・ヘイトスピーチ(ヘイト系ブログなど)
・ポイントサイト
・JIAA(広告掲載先の品質確保に関するガイドラインに抵触するサイト)
・アドフラウドが多数検知されたサイト

ここに含まれるリストはデイリーで更新されます。新しいサイトの追加はもちろん、一度ブラックと判定されたサイトでも、掲載コンテンツの変化などによりブラックリストから削除されることもあります。

・使い方

オウンドメディア記事用画像B_01

エージェンシーは、DSPやアドネットワークへHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listのブラックリストを除外対象リストとして設定することで、その下流に位置するメディアへの広告配信を制御します。ブラックリストは管理画面から簡単にダウンロードできます。カテゴリ別で抽出も可能です。

また、Google Adsに関しては、HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listのブラックリストが自動で適用されるスクリプトも提供しています。このスクリプトを最初に設定頂ければ、最短1時間ごとにGoogle Adsの排除プレースメントとしてHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listが反映させることができます。


事例紹介

では、具体的にどのようなベネフィットがあるのでしょうか。我々がHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listを提供しているエージェンシーの方々にインタビューし、実際にどのような目的で導入を決め、どう使っているかをお話頂いていますので、下記の記事をご覧ください。

株式会社電通デジタル様
・一貫した基準でのアドベリフィケーションの実現が可能になった
・それまでは人的に作成していたブラックリスト作成の工数削減
・配信システムへの自動反映による作業効率の向上

 

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ様
・十分なカバレッジで、自社アドベリフィケーションサービスのフレームワークのひとつとして導入
・配信量の確保とブランドセーフティの担保の両立

 

株式会社オリコム様
・パートナー認定制度活用によるクライアントへのアカウンタビリティーの確保
・ブラックリスト作成に費やしていた工数の削減
・販促系クライアントのニーズへの対応

 

・ACPについて
ここでインタビューにご協力頂いた代理店様をはじめ、現在10社ほどMomentum社のパートナー認定制度であるACP(Agency Certification Program)にご参画頂いています。

ACPとは、Momentumが提供するサービスを活用し、安心・安全な広告配信を実現しているエージェンシー様に対する認定プログラムです。下記のエージェンシー様がご参画頂いております。

 

直近で行った調査では、アドバタイザーの40%以上が、「パートナー選定の条件にアドベリフィケーションを設定している」と回答しています。アドバタイザーがパートナーを選ぶ際の分かりやすい指標として活用頂いています。また、ACPの皆様に対しては、定期的に勉強会を開催し、最新のアドベリフィケーションのマーケット情報を提供しています。


ブラックリストの構築方法について

最後にブラックリストの構築方法についてです。
Momentumは、国内のプラットフォーマーとAPIにて連携し、各プラットフォーマーから配信される国内の広告在庫とトラフィックを機械的に解析しています。HYTRA APIについて知りたい方は下記の記事をご覧ください。

解析対象となるのは、月次で約3000万サイト、22億URL程です。その中から、ブランド毀損のフィルタにかかったサイトを目視でチェックし、HYTRA DASHBOARDとして提供しています。

図1

機械判定だけではなく、あえて人手を割くことで、他社にはないクオリティのブラックリストを実現しています。

※2020/5/15追記
HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listの目視でのリストチェックをしてくださっている株式会社mediba様へのインタビュー記事が公開されましたので、ぜひご覧ください!

恩田基輝

Written by 恩田基輝

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