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 HYTRA DASHBOARD Web Unsafe ListはMomentum株式会社が提供している包括的なリスク対策サービスです。HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listについて解説いたします。

Momentum株式会社とは

 Momentumは2014年に代表取締役の高頭が立ち上げた、国内初のアドベリフィケーション事業会社です。マッキャングループに同名の会社があるためか、よく外資系企業だと思われますが、日系企業です。2020年現在はSupershipグループに所属しています。
「HYTRA」というブランドのもと、主に3つのアドベリフィケーションサービスを展開しています。

 以前は、「BlackSwan」「BlackHeron」という名前で提供しておりましたが、Momentumのビジョン『無価値な広告をゼロにする』を実現するという想いを込め、提供する全てのソリューションを「HYTRA」へリブランディングを行いましたので、以後お見知りおきください。

Momentum株式会社とは

 図の通り、「HYTRA」は提供形態によって3つに分かれております。本稿では、「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」について説明いたします。

HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listとは

サービス概要

 HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listは、デジタル広告に関わるエージェンシー様向けに提供しているブロックリスト提供サービスです。広告配信に適さないプレースメントをリスト化し提供しています。月次で約3000万サイト、22億URL程を解析し、その中でMomentumのフィルターにかかったサイトをリスト化しています。

HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listとは インターフェースがこちら

 ブロックリストは、以下の7カテゴリに分かれています。


・悪質CGM(匿名掲示板系、2chまとめサイトなど)
・R指定(R18コンテンツ、グラビア、グロ系サイトなど)
・著作権侵害(違法ダウンロードサイトなど)
・ヘイトスピーチ(ヘイト系ブログなど)
・ポイントサイト
・JIAA(広告掲載先の品質確保に関するガイドラインに抵触するサイト)
・アドフラウドが多数検知されたサイト

 ここに含まれるリストはデイリーで更新されます。新しいサイトの追加はもちろん、一度「広告配信に適さない」と判定されたサイトでも、掲載コンテンツの変化などによりブロックリストから削除されることもあります。

HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listの使い方

HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listの使い方

 エージェンシーは、DSPやアドネットワークへHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listのブロックリストを除外対象リストとして設定することで、その下流に位置するメディアへの広告配信を制御します。ブロックリストは管理画面から簡単にダウンロードできます。カテゴリ別で抽出も可能です。
 また、Google Adsに関しては、HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listのブロックリストが自動で適用されるスクリプトも提供しています。このスクリプトを最初に設定頂ければ、最短1時間ごとにGoogle Adsの排除プレースメントとしてHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listが反映させることができます。

事例紹介

 では、具体的にどのようなベネフィットがあるのでしょうか。我々がHYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listを提供しているエージェンシーの方々にインタビューし、実際にどのような目的で導入を決め、どう使っているかをお話頂いていますので、下記の記事をご覧ください。

株式会社電通デジタル

【インタビュー:株式会社電通デジタル】
安全な広告配信の運用基準を提供するーHYTRA DASHBOARDの魅力

【インタビュー:株式会社電通デジタル】

  • 一貫した基準でのアドベリフィケーションの実現が可能になった
  • それまでは人的に作成していたブラックリスト作成の工数削減
  • 配信システムへの自動反映による作業効率の向上

博報堂DYメディアパートナーズ&DAC

【インタビュー:博報堂DYメディアパートナーズ&DAC】
公平かつ同品質のサービスを全てのクライアントに提供するために

博報堂DYメディアパートナーズ&DAC

  • 十分なカバレッジがある
  • 自社アドベリフィケーションサービスのフレームワークのひとつとして導入
  • 配信量の確保とブランドセーフティの担保の両立

インタビュー記事はこちら

 その他、いろいろな企業様に導入事例をお話しいただいております。インタビュー記事一覧はこちらからご覧ください。

インタビュー記事位一覧はこちら

ブロックリストの構築方法について

 最後にブロックリストの構築方法についてです。
 Momentumは、国内のプラットフォーマーとAPIにて連携し、各プラットフォーマーから配信される国内の広告在庫とトラフィックを機械的に解析しています。HYTRA APIについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
 解析対象となるのは、月次で約3000万サイト、22億URL程です。その中から、ブランド毀損のフィルタにかかったサイトを目視でチェックし、HYTRA DASHBOARDとして提供しています。

ブロックリストの構築方法について

 機械判定だけではなく、あえて人手を割くことで、他社にはないクオリティのブロックリストを実現しています。

リスト対策サービスは有効なのか

 複数あるアドベリフィケーション施策のなかでも、リスト提供によるリスク対策は最も手間がかからず十分な効果を得ることができます。HYTRA DASHBOARDは、広告配信プラットフォームとの連携機能を利用すれば、初回設定のみで自動でリスク対策が実現されます。

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